消費者金融 ブラック

ブラックリストに載るとお金が借りれなくなる


一般的に「ブラックリストに載るとお金が借りれなくなる。」という話を聞くことがあります。

そんな方のためにこの記事を書いてみました。

ではブラックリストとはどのようなリストで、どこにあるのでしょう?

意外と知られていないブラックリストとは、まるで要注意人物や犯罪者の名簿のようなものを想像してしまいますが、実際にはそういった名簿が存在しているわけではありません。

消費者金融の会社は借入申込者の他社での借入件数や借入金額を個人信用情報機関(情報センター)に照会をして調査をするのですが、ある一定期間支払いが滞った顧客には「異動情報」と呼ばれる特別な情報が記録され、照会消費者金融会社に負債の状況とともに異動情報の内容も報告される仕組みになっています。

業界用語で「延滞」「事故」などと呼ばれているのですが、「ブラック」という通称で表現されることが多いために、ブラックリストに載ったという言い回しが使われるようになったのです。

つまり、ブラックリストとは延滞や事故を起こしたという状況を指すというわけです。

事故というのは破産・個人民事再生手続き・債務整理・過払い利息返還請求などの法的手続きが行われた、あるいは返済が遅滞しているということを現します。

ブラックでも借りられる消費者金融はありますか?


ブラックリストに載ると、あなたは要注意人物ということで、普通の消費者金融では貸付を行いません。

闇金融ならばいくらでも貸してくれるところはありますが、金利が高すぎてとても借りられません。

そもそも闇金融は違法ですよね。

ブラックの種類別貸付業者の対応をみてみると、

1.自己破産でブラック⇒自己破産後でも借りられる金融業者は多数あります。

2.任意整理でブラック⇒借りられる業者はありますが、自己破産ブラックよりは少ないようです。

3.特定調停でブラック⇒借りられる業者はありますが、自己破産ブラックよりは少ないようです。

4.個人再生手続きでブラック⇒借りられる業者はありますが、自己破産ブラックよりは少ないようです。

5.過払い金返還請求でブラック⇒借りられる業者はありますが、自己破産ブラックよりは少ないようです。

6.長期延滞でブラック⇒業者はかなり敬遠します。ごく僅かながら、借りられる業者があります。このブラックで融資を可決する可能性は低いです。

7.クレジットカードでブラック⇒クレジットカード会社では厳しいですが、全情連しか見ない消費者金融のキャッシングならクレジットカードブラックでも可能性はあります。

ブラックもいろいろ分けられます


そのほか、ブラックであっても属性が高い場合や、債務整理後の返済が順調に進んでいるような場合などは、良いブラックとみなして柔軟に貸付を行うところが多いようです。

適法な消費者金融で、ブラックでもごく稀に貸付を行う業者があります。

もちろんこれは業者が公表しているわけではなく、あくまでも口コミ情報であります。

ブラックの内容にも色々あり、個人によって属性が異なるために一概に審査が甘いとも限りません。

しかし、貸すほうも人間ですし、商売です。

貸付ノルマが厳しくて、どうしても貸したい時もあるでしょう。

闇金融などに逃げずに、まっとうな業者で借りられる可能性があるのですから、試す価値は十分にあると思いますよ。

同じブラックでも破産の方が借りやすいのは何故なのでしょう?

破産の場合は債務の帳消しにはなりますが、それ以上の負担を業者に課しません。

ところがそれ以外の多くのブラックは利息の引き直し計算をしたり、ひどい場合には業者に請求してきます。

貸金はチャラの上にお金を支出する場合も多いのです。

過払い金請求などは、金利が高いのを承知で借りていって、一旦支払ったお金を戻せという訳ですから、法的には認められていても、商道徳に反していると考えるのが消費者金融業者の大多数でしょう。

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